maco's 13th floor
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2003年:5月/6月/7月/8月/9月/10月/11月/12月

2003.5.29

full house

アルバイトで某大手予備校の模擬試験の採点をしています。ちょっとしたトラウマのあるバイトだったりもするのですが(苦笑)、短期間でそこそこ収入になるし、年に何回かしかないので、できるだけ引き受けるようにしているのですね。しかし、今回は現代文にやや悪問がまじってるなぁ。漠然とした問いや微妙な選択肢が目に付くような。全国で何十万人もの受験生が受ける模試なんだから、もうちょっときっちりとした問題を作ってほしいものです。

で、採点しながらFairport Conventionの『Full House』というアルバムを聴いていました。本日仙台市内の中古店Vol.1にて購入したもの。Fairport Conventionについてはあまり詳しくないですが、高校時代に『Unhalfbricking』というアルバムが好きで愛聴していました(ダビングしたテープだったけど)。ま、その2枚しか聴いたことないので、要するにこのバンドについては初心者なわけですが。でも、どっちもとてもいいかんじなので他のアルバムもほしいかも。うむ。要検討。

2003.5.27

Dino Valente

どうやら研究室も無事でした。教授の部屋では少し本が落ちたりしたみたいだけど、それほどの被害ではなかったみたいです。まずはよかった。でも、一夜明けてニュースなんかを見ると、仙台城跡の石垣が崩れたりとか、ちょこちょこ仙台でも被害はあったみたいですね。テレビでもやってたけど、県図書館なんかは本が散乱してたいへんみたいで、しばらく休館らしい。建築物としても有名なとこだけど、建物の構造とかの問題だったりはしないのかしら。

さて、『Dino Valente』を聴いていますよ。って、これもあまりにもいつもいつも聴いてる愛聴盤なのですけど、サンフランシスコを代表するサイケバンドのひとつQuicksilver Messenger ServiceのオリジナルメムバーであるDino Valenteさんという人がムショ帰り(当然ドラッグ所持での逮捕)の1968年にリリースした唯一のソロアルバムですね。ま、一言で言うと「アシッドフォークの名盤」みたいなことになるんだろうと思うんですが、アクースティック12弦ギター主体の陰鬱なサウンドに物憂げなゆらぐボーカルがエコーたっぷりでのっかるというわたしにはたまらないスタイルです。たぶんこの手のゆらぐボーカルって基本的にすごく好きなんですけど、やはりこの人の歌声がとても好きで、名曲「Children Of The Sun」でのゆらぎまくる熱唱なんかを聴くともう心は遥か彼方に飛んでいってなんにもできなくなってしまいます。とにかく、大好きなアルバム。ダメ人間必聴(笑)。

あら、気づくと『On The Beach』のときと結論を持っていくやりかたが一緒だ。っていうか、そういうのばっかり愛聴するのはよくないですね(笑)。そして、リニューアル直後からそんなのばっかりって先が思いやられます。ま、そういう人間だってことでしかたないんですけど。んー。

2003.5.26

mansion on the hill

いやー、今日の地震はすごかった。仙台は震度5弱とかだったのかな。わたしはうちにいたんだけど、揺れてる時間もけっこう長かったし、いままで体験したなかでは一番怖かったです(25年前の宮城県沖地震はまだ母のおなかの中だったので体験してない)。でも、実際にはちょっとものが動いたり落ちたりしたくらいで(心配したCD棚も本棚も無事だった!)、そんなにたいしたことはなかったみたい。地震そのものによる具体的な被害と言うよりは、電車が止まったり電話が通じなくなったりといった混乱のほうが大きいようですね。電話が麻痺してたりとかで友達とか他の人の状況がいまんとこよくわからないけど、みんな大丈夫かな。とくにわたしのまわりはCDや本をたくさん持ってる人が多いから悲惨なことになってる人もいそうなんだけど。っていうか、うちの大学の研究室とか大丈夫かしら。まず部屋があるのが8階だし、すさまじい本の量なので心配です。先生達とか大丈夫かな。明日行ったら大変なことになってたりして。

そういえば、昨日うちの風呂場でアリの大量発生という非常事態が起こっていたんですが、いま考えるとこれってもしかしたら地震の前兆とかだったりしないかな。よく動物とか人間以外の生物はそういうのを敏感に感じとるとか言いますよね。ま、後づけの恣意的な解釈にすぎない可能性も高いですけど。っていうか、それと関係なくゆゆしき事態ではありますが(笑)。

ま、地震関係の話はそのくらいにしておいて、さて、リニューアル後2回目の更新です。スタートから2回続けてNeil Youngの記事になってしまってますが、ここはべつにNeilさんのことに特化したサイトというわけではありません(笑)。たまたま今回重なってしまっただけでして、えーと、まあ、そういうことでひとつよろしくです(苦笑)。で、今回紹介するのは『Mansion On The Hill』というシングルです。シングルなのでもう手に入らないのかと思ってたんだけど、この間たまたまAmazonをチェックしてたら在庫があったのですぐに注文しました。1990年に出た『Ragged Glory(邦題:傷だらけの栄光)』というアルバムからのシングルカットで、タイトル曲はシングルヴァージョンとアルバムヴァージョンの二つが入ってるんですが、それよりもこのシングルのポイントは、アルバム未収録の「Don't Spook The Horse」という曲が入ってるってことなのですね。ご本人さんによると「この曲を聴けば『傷だらけの栄光』は聴かなくてもいいくらいだ」とかなんとかいうことになるらしく、自信のある曲のようです。ま、実際にアルバムを聴かなくてもいいということになるわけではないにしても、ゆったりとして自信に満ちた力強い演奏を聴かせてくれていて、とてもいいかんじです。...って、なんでこんなレビュー調になってんだろ(笑)。単に「手に入って嬉しい!」ということだけだったんですけどね(笑)。

ところで、ここに6/25に出るDCPRGの2枚組ライヴ盤『Musical From Chaos』の収録曲目が載ってるんだけど、cd-2の2曲目「Spanish Key」というのは、えー、これは、あの「Spanish Key」なのかしら?気になるなー。ムムム。

2003.5.24

on the beach

新しいホームページになりました。“maco's 13th floor”というややいづい名前(自分では気に入ってるけど)もそのままだし、中身のほうもそんなには変わってないかんじですが、とりあえず移転&リニューアルということで以後よろしくおねがいいたしまする。

リニューアルにあたって、ここはどういうサイトなのかということを説明する必要があるかとも思ったりしたのですが、ま、とくに何のためのということもなく漠然と無為にやっています。友達と話したりメールをするのと同じような感覚で、なんとなく思いついたときに思いついたことを書く、というかんじです。ま、一応たまに音楽活動のようなものをしていたりもするので、それに関する情報などがあればそういうのは発信していきたいと思います。

さて、だいたいその日聴いていたCDやレコードについて書いたりすることが結局は多くなると思うのですが、今日はリニューアル初日ということで、それにふさわしい一枚をあげなきゃと考えた結果、えー、やはりわたしの場合、この人からスタートしないわけにはいかないかな、と思いました。はい。Neil Youngさんですね。74年の名作『On The Beach(邦題:渚にて)』を聴いていましたよ。今日も(笑)。妙に陽気な「Walk On」にはじまり、wurlitzer pianoとpedal steelが涙腺を刺激してやまない名曲「See The Sky About To Rain」(昨日のtdsgkさんのラウンジDJのセットにも入っていたらしい)、The Bandのリズム隊が参加した「Revolution Blues」などを経て、どっぷりと沈み込むようなB面の3曲「On The Beach」「Motion Pictures」「Ambulance Blues」で心は遥か遠い郷愁の渚に連れて行かれます。前のサイトのBBSでも話題になりましたが、ついにCD化されるという話ですね。こんどこそほんとに出ることを祈りたいと思います。



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