maco's 13th floor
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2003年:5月/6月/7月/8月/9月/10月/11月/12月

2003.10.27

Pshychic

なんだかもう10月も終わりそうですが一応生存しております。ここ2週間ほどは自分でもなにをしていたのかよくわからないようなかんじで過ごしておりましたが、おかげでここから一ヵ月半ほどはあれやこれやとフル回転でいかないといけないかんじになっているようです。がんばらなきゃ。あまりにも独り言ですが。

熱心なファンというかんじではないけどBuffalo Daughterはわりと好きなバンドの一つです。クラウトロックとかニューウェーヴなんかの要素を力みのない独特のポップセンスで巧みに咀嚼してみせる軽やかさに魅力があるのかなー、なんて思ったりするのですが、そんな彼らの新作『Pshychic』を聴いています。「インプロっぽい、セッション的な形で、あまり考えない、作り込まないでさっとスタジオに入ってさっと作ろうと思ったのね。」とメムバーの大野由美子も語ってるように、今作は基本的にシンプルでダイレクトに身体に響いてくるような仕上がりになっていて、ミニマリスティックなグルーヴがとても心地よいかんじです。全5曲で長尺の曲が多く、ラストの「303 Live」なんて20分を超える演奏だったりするんだけど、でも、だからといって肩肘張ったかんじではなく、やっぱり彼ららしく軽やかでポップな感覚は失われてないあたりさすがだなーと思います。名曲「Discotheque Du Paradis」を収録した前作『I』もよかったけど、今回もまた違った魅力があって、よいアルバムです。はい。

2003.10.16

Echoes

11/6に国内盤がリリースされるJohn Caleの新作『Hobosapiens』がどうもCCCDらしい(東芝EMIですからね。まったくもって拝啓EMI様だこと。)ということにギリギリと歯噛みせずにはいられない今日この頃ですが、非CCCDの輸入盤で買おうかと思ったらそっちは若干値段が高いときていて、ますます悩みは深い、とかなんとか思っていたらいつのまーにか1週間近く経っていたりして、時間の経つのは早いね、秋の日はつるべ落としなんぞと言いますわ、とかとか、なんじゃらほんじゃら。

あたしだってたまには流行りものに手を伸ばしてみたりすることだってあるのよ、っていうほどのことでもないんですが、The Rapture『Echoes』が今週のヘヴィローテーション。わたしなんかは「Echoes」と聞くとどうしても『おせっかい』のB面の…とか思ってしまったり、とかなんとかいうのはとりあえずおいといて(そういえば、『Live At Pompeii』のディレクターズカット版のDVDもまもなく出るんだっけ。)、鋭角的に切り込んでくるギターといい甲高いボーカルといいリズム隊の絶妙な音の配置といい、非常に心地よく興奮させてくれるサウンドに仕上がっていて、やはりいまもっともノッてるバンドだなーという雰囲気が滲み出てるように感じられました。ヒット曲「House Of Jealous Lovers」以外もカッコよかったし。うむ。

2003.10.10

Vincebus Eruptum + Outside Inside

最近の生活はというと、就寝時間は安定してるけど起床時間がバラバラ、というかんじになっています。規則正しい生活をしないと体調に影響がでそうだから注意しないと。とくに、最近めっきり風が冷たくなり空気も乾燥してきたから、わたしの場合のどに注意が必要です。予備校講師のバイトが収入源なので、しゃべれなくなると困るのですね。しかしながら、わたしはあまりのどが強いほうではないので、風邪は必ずのどから症状が出ます。えー、要するに、規則正しい生活をして風邪をひかないように気をつける、ということになるわけですが。

Blue Cheer『Vincebus Eruptum + Outside Inside』を聴いています。今年に入ってから出た再発盤で、1st&2ndの2in1ですが、両方とももともとは '68年のリリースですね。1stの『Vincebus Eruptum』のほうは言わずと知れた轟音ヘヴィサイケの定番アイテムですが、これはもうとにかくブーブーいう爆裂ファズギターを核とした血気盛んな暴発ロックンロールがテンコ盛りで、こちらとしてもかなり頭に血がのぼります。2ndの『Outside Inside』(このCDでは7曲目以降)になると、基本線を残しつつも、よりバラエティ豊かなサウンドを聴かせてくれて、1stとはまた多少違った楽しみ方をさせてくれます。ちなみに、このCDはextra仕様になっていて、有名な1stの一曲目「Summertime Blues」のPVのようなものがPCで見られます。お買い得。

2003.10.5

Cuckooland

ハイ、というわけで、昨日はスペースシップレコードのライヴでした。見にきていただいたみなさん、ありがとうございました。今回は前回よりはちゃんと演奏できた気がするのですが、どうだったでしょうか。ま、少しずつでも向上していけるようにこれからも日々精進したいと思いますけれども。

今日はずっとRobert Wyattの新作『Cuckooland』を聴いていました。下のDCPRGの新譜と一緒に買って、こっちも最初はなんとなくピンとこなかったのですが、だんだんに染みてきました。どこか不安定な感覚を催す楽曲やサウンドの中から不思議に温かみが立ちのぼってくるようなその音楽はやはり独特だなぁと思いながら聴いていました。

2003.10.3

Structure et Force

気づくと、明日、ライヴなのでした。なんだかついこのまえジャズフェス&ねぎしナイトやったばかりのような気がしていましたが、時間の経つのは早い。今回は軽く朝練かましてから夕方に本番です。がんばりたいと思います。ちなみに、こちらにタイムテーブルが載ってますので、ご参考までに。

DCPRGことDate Course Pentagon Royal Gardenの2ndアルバム『Structure et Force』を聴いてます。日本語に直せば『構造と力』ですね。いきなり一曲目から「4拍子と5拍子が同居」した曲だったりしたので、最初はけっこう聴きづらいアルバムのように思ってしまったんだけど、昨日一昨日くらいから急にすっきり聴けるようになってきました。前作のころよりもリズムや楽曲の構造が複雑化してさらにカオシックになってるんだけど、かといって頭でっかちなこむずかしい音楽になってるというわけでもなく、むしろより身体感覚に直接訴えかえるような怒涛のファンクグルーヴを生み出すことに成功しているように思います。ブラス隊の増強によって音の厚みや華やかさも増しているようですし。『On The Corner』的つんのめりファンクの「構造V‐回転体と売春の構造」と、前作でいう「Mirrorballs」系のいなたいファンクネスを帯びた熱狂チューン「構造X‐港湾と歓楽街の構造」がとくにかっこいいと思いました。ちなみにこちらで菊地成孔氏自身による全曲解説が読めます。

2003.10.1

Come Away With Me

9月後半めっきり休眠状態でしたが、月もあらたまったことなんで、なんとか更新してみます。

柄でもない、などと言われるかもしれませんが、Norah Jones『Come Away With Me』ばかりここ数日聴いてます。なんか聴くタイミングとしてはだいぶ遅いのでしょうが、なるほど、これはいいアルバムっすね。気候やら気分やらの関係もあるのかわからないけど、非常に心地よくしっとりと心に染みました。ふつうにいい曲が多いもの。

一日一日しっかり地に足をつけて生活していかないといけないなぁ、とかなんとか思ったりもする秋の夜長。



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